おはようございます!アラフィフたかPです。ご覧頂きありがとうございます。【駅近5分以内】【千円以内】【入店完食30分位】なランチ訪問しています。今回はJR吉祥寺駅口から徒歩3分。メガ盛りが気になるthe肉丼の店 吉祥寺店で極上イチボステーキ丼を頂きました。
私アラフィフたかPは飲食店経営・上場企業でのMGR経験が10年以上あります。(現在は経営・マネジメントはしておりません。20代の頃(当時は飲食業には関わっていませんでした。)に当時のメンターである経営コンサルタントの方から「飲食店には経営の全ての要素が入っているから外食をしながらお店を見ると勉強になるよ」と言われたことをきっかけに食べ歩きを始め、食べ歩き歴25年です。現在は毎月20件ほど都内を中心にランチの新規開拓をしています。グルメ目的ではなく、お手頃な値段で楽しめる良いお店を見つけること。経営のヒントになるアイデアを見つけることを食べ歩きを通して楽しんでいます。こちらのブログも前半は食べ歩きレポート、後半はビジネス目線でのお店の分析、そして最後にまとめという形になっています。是非最後までご覧ください。
the肉丼の店 吉祥寺店さん店舗情報(2021年5月上旬時点での情報)
- 訪問先 the肉丼の店 吉祥寺店さん
- アクセス JR吉祥寺駅北口から徒歩3分(グーグルマップの位置情報が一番下にあります)
- 電 話 042-227-1889
- 営業時間 11:00-23:00
- 定休日 なし
- ※最新の営業時間定休日はお店の公式ホームページなどで確認してください。
- 評価 食べログ3.39 グーグルマップ 3.2(リブランディングが必要なお店)
- 訪問日時 2021年3月上旬の平日ランチタイム
- 注文品 極上イチボステーキ丼 1,200円(ランチサービスあり▲100円)実質1,100円
- 混雑度 70%
- 提供時間 やや遅い
- 客層 女性2人客(訪問時)
※評価のカッコ内のコメントはサイトの評価から見たたかPオリジナルの評価です。概ね食べログ評価はサービスなども含めた総合点、グーグルマップはコスパで評価されることが多いです。
大盛の各種丼がインパクトがあるthe肉丼の店さん
JR吉祥寺駅北口からメインのサンロード商店街に入り、最初の小路を右に折れたところにthe肉丼の店吉祥寺店さんがあります。こちらのお店も下の画像のインパクトのある大盛が目につき以前から気になってはいたのですが、ランチ訪問でがっつり肉を食べたいという日があまりなく、ようやくの訪問となりました。
多店舗展開のお店ですが、現在(2021年5月)は鎌田と下北沢の計3店舗での営業のようです。
他店にはない多彩なメニューの肉丼
オーダーは券売機です。上記の画像の通りメニューが肉丼の店という看板通り牛豚鶏と豊富にあり迷いましたが、極上イチボステーキ丼の並を注文しました。
こちらのメニューは日替わりサービスとなっていたらしく一旦1200円で購入しましたが、後で現金で100円バックされました。
極上イチボステーキ丼・・・
店内はほぼ女性客。カップルと女性が多数をしめていたローストビーフ丼の人気店レッドロックと同様に女性客がメインのようです。(ここにこの業態のポイントがあるようですね。)
少し待ちましたが、極上イチボステーキ丼到着です。
一見ボリュームありそうに見えますが、肉のカットも薄めでイチボの魅力が半減していますし、丼の形も平でご飯も少なめです。さらに画像のメガ盛りの先入観と合わせて、ちょっとマイナス査定です。
おそらく「並」のボリュームは男性では少し足りないかなという感じです。それでも肉の旨味はしっかり味わえました。
食材と働いてるスタッフの皆さんに感謝です。ご馳走様でした。
the肉丼の店 吉祥寺店さんの2年後生存確率35%~たかP’sの経営目線チェック~
それでは恒例の2年後生存確率です。生存確率35%。立地は良いので成立しますが、気になるところが多かったです。店舗戦略見直してこちらの予想を覆してほしいですね!
それでは具体的に店舗チェックをしてみましょう。まずは強みから
the肉丼の店 吉祥寺店さんの強み
立地が圧倒的に良いです。吉祥寺のメインストリートであるサンロード商店街から見えて、かつ通り沿いに看板を出せるので、集客力はかなりある立地です。
the肉丼の店 吉祥寺店さんの弱み
ざっくりと3点ほど気になる点がありました。
①大盛の丼店というジャンルが成長ジャンルでないこと
牛丼業界が定食系のメニューを導入して活路を見出していますし、中朝では一気に規模を縮小した東京チカラめしの件や、吉祥寺駅の反対側(井の頭公園側)ではありますが、かなりの知名度とコアのフアンがあったにも関わらず今年撤退した吉祥寺どんぶりなど、がっつり系のニーズはかなり少なくなっていると思われます。
②ターゲットが不明確であること
上述しましたが、看板商品がローストビーフ丼や赤身ステーキ丼であるならターゲットは女性。そうであるなら内装外装商品構成がずれていますし、がっつりメガ盛ならターゲットはコアな男性ということになりますが、こちらも前項で書いた通り、縮小傾向ですし、そもそも男性でメガ盛り2000円ランチということになると相当コアになってしまいます。
③メニュー数と席数のバランスの悪さ
品数をサービスと考えている方もいるかも知れませんが、少なくとも競争と激しい都市部、メインとなる逸品で勝負すべきです。肉丼の店さんの席数で考えれば1~3アイテムで勝負するサイズです。おそらく管理しきれないでしょうし、そうすれば味の劣化は避けられません。
the肉丼の店 吉祥寺店さんがさらに発展する為の対策
一旦リブランディングが必要なのではないでしょうか?立地からすれば吉祥寺ですが、狙うのは男性層、思い切って煮込み丼あたりをブラッシュアップして価格ボリューム設定見直すとかが良いかもしれません。
店舗の作りとかから言ってもロールモデルをローストビーフ丼の人気店レッドロックさんに置くという感じではないですね。
the肉丼の店 吉祥寺店さんからマネブ(真似て学ぶ)ポイント
メニュー戦略の重要性
the肉丼の店 吉祥寺店さんの場所はこちら
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