【西荻窪】牛串と牛鍋のお店がランチタイムには食堂に変身!じげん食堂

和食・居酒屋

おはようございます!アラフィフたかPです。ご覧頂きありがとうございます。【駅近5分以内】【千円以内】【入店完食30分以内】なランチ訪問しています。今回はJR中央総武線西荻窪駅北口から近いじげん食堂さんに訪問しました。

私アラフィフたかPは飲食店経営・上場企業でのMGR経験が10年以上あり、20代の頃に師匠のコンサルタントの方から「飲食店には経営の全ての要素が入っているから外食をしながらお店を見ると勉強になるよ」と言われたことをきっかけに食べ歩きを始め、食べ歩き歴25年、現在は毎月20件ほど都内を中心にランチの新規開拓をしています。こちらのブログは前半は食べ歩きレポート、後半はビジネス目線でのお店の分析、そして最後にまとめとなっています。是非最後までご覧ください。

じげん食堂(牛串・牛鍋じげん)さん店舗情報(2020年10月上旬時点での情報)

  • 訪問先 じげん食堂さん(牛串・牛鍋じげんさん)
  • ■住 所 JR西荻窪駅北口から徒歩2分
  • ■電 話 03-5303-9944
  • ■営業時間 11:00~14:00 17:00~0:00
  • ■定休日 なし
  • ■評価 食べログ評価 3.28 グーグルマップでの評価 4.1(適正価格の良店)
  • ■訪問日時 2020年9月下旬のランチタイム
  • ■注文メニュー 手作りから揚げ定食 748円
  • ■混雑度 10~20%
  • ■客層 40代サラリーマン(訪問時)

人気の牛串・牛鍋店がランチタイムに別コンセプトにチャレンジ

西荻窪駅は大型開発がされておらずチェーン店の浸食の少ない美味しい小さな個人店が立ち並ぶ街ですが、その中でも牛串と牛鍋のオリジナリティと格安戦略で知られた牛串牛鍋じげんさんがコロナ禍で別コンセプトのランチを営業しています。7

名称もそのままじげん食堂なので間貸ししているのではなく、ランチタイムを別コンセプトでブランディングしていこうという戦略だと思います。

ランチタイムメニューはこんな感じ牛中心のディナー営業とは分離して、鶏メインの低価格路線で勝負をかけているようです。(じげん食堂の下は南口の人気居酒屋店さんの北口店があり、そちらも低価格のランチ提供をしているので価格競争上、鶏中心のラインナップにしたのかも知れません。)

オーダーはちょっと迷いましたが、手作りから揚げの自家製タルタル味を注文

待つこと10分少々、自家製タルタルがたっぷりのったから揚げが登場しました。

実食と感想

自家製タルタル、から揚げともに極々普通の仕上がりです。サラリーマン・学生がいる街であれば、このプライスラインで戦えるかも知れませんが、西荻窪というエリアを考えると低価格ランチニーズは少ないので、厳しいかも。。。個人的にも1000円+αで牛串・牛鍋のメニューが食べたかったですね。

じげん食堂さんの2年後生存確率30%~たかP’sの経営目線チェック~

コロナの外食自粛ムードのなかでオープンしたランチタイムのじげん食堂さん。生存確率評価は低めの30%。インパクトのあるディナーのメニューに比べると鶏唐揚げが中心のメニューは、オフィス街ではない西荻窪では訴求効果が薄いと思います。そんなじげん食堂さんを経営目線でチェックしてみましょう。

じげん食堂さんの強み

  • 決して昼間の乗降客数が多くない西荻窪駅とは言え徒歩2分で大規模商業施設がない駅前は立地としてかなり優位です。

じげん食堂さんの弱み

  • メニュー構成を夜と明確に別にしようという意図があると思われますが、昼オリジナルメニューの練度が低いです。他店との差別化図る+αが必要だと思われます。

じげん食堂さんが生き残る為の対策

方向性・ターゲット層などを洗い直し、メニューの見直し、またはブラッシュアップをする必要があると思います。

じげん食堂からマネブ(真似て学ぶ)ポイント

リスクマネジメントとして、ランチタイムのメニュー・アイテムを変えるということは「生き物」を扱う飲食店としては長い目で見れば重要なことと思います。

まとめ

  • 2020年コロナ以降に始めた別ブランドランチ店
  • 夜メニューにとは違い鶏メインの低価格メニュー
  • 税込700円台で食べれるお店

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