おはようございます!飲食向上委員会のアラフィフアラフィフたかPです。ご覧頂きありがとうございます。【駅近5分以内】【千円以内】【入店完食30分位】なランチ訪問しています。今回はJR中央線阿佐ヶ谷駅口に南口から徒歩5分にあるふぐ舗にしぶちさんのランチに訪問しました。
私アラフィフたかPは飲食店経営・上場企業でのMGR経験が10年以上あり、20代の頃に師匠のコンサルタントの方から「飲食店には経営の全ての要素が入っているから外食をしながらお店を見ると勉強になるよ」と言われたことをきっかけに食べ歩きを始め、食べ歩き歴25年、現在は毎月20件ほど都内を中心にランチの新規開拓をしています。こちらのブログは前半は食べ歩きレポート、後半はビジネス目線でのお店の分析、そして最後にまとめとなっています。是非最後までご覧ください。
ふぐ舗にしぶちさん店舗情報(2021年7月下旬時点での情報)
- 訪問先 ふぐ舗にしぶちさん
- アクセス JR中央線阿佐ヶ谷駅南口徒歩5分
- 電 話 03-3392-0123
- 営業時間 11:00-14:30 17:30-22:00
- 定休日 月曜日
- ※最新の営業時間定休日はお店の公式ホームページなどで確認してください。
- 公式HP https://nishibuchi1978.gorp.jp/
- 食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13029057/
- Twitter https://twitter.com/nishibuchi1988
- インスタ https://www.instagram.com/fuguho.nishibuchi/
- 位置情報(GoogleMAP)
- 評価 食べログ3.21 グーグルマップ 4.2(積極的なアクションをする良店)
- 訪問日時 2021年6月下旬の平日ランチタイム過ぎ
- 注文品 穴子天丼 1100円
- 混雑度 100%
- 提供時間 普通
- 客層 年齢層高めのカップル
※評価のカッコ内のコメントはサイトの評価から見たたかPオリジナルの評価です。概ね食べログ評価はサービスなども含めた総合点、グーグルマップはコスパを含めて感覚的に評価されることが多いです。
コロナ渦から新展開を目指すふぐ舗にしぶちさん
JR中央線の阿佐ヶ谷駅。南口を出て住宅街を通って徒歩5分。いわゆる隠れ家的な立地にあるふぐ・割烹のお店「にしぶち」さん。あまり庶民の私たちには縁のないと思ってしまうお店なのですが、コロナ渦の中で魅力あふれるランチ営業を始めました。
そのメニューがこちらの記事を書いている現在「穴子天丼」と「らぁ麺」です。穴子天丼は割烹の流れからあるあるなのですが、らぁ麺を持ってくるところにかなりの研究・研鑽があったのだろうなという感じがします。
訪問は2021年6月末の平日でした。13時過ぎの来店で、ちょうど店内誰もいないときの来店だったので、「このメニューで、お客さんいないの?」と不思議に思ったのですが、その後来店続き私が帰るとには店外に一組待ちがありました。たまたま入れ替えタイミングだったんでしょうね。
店員さんにどこでもいいと言われたのですが、厨房内が見えるカウンターの隅の席を選びました。お水がセルフサービスとなっている旨の説明を受けたので自分で取りにいきます。
オーダーはインスタで随分前からチェックしていた穴子天丼を注文しました。(他のお客さんはほとんど訪問時点でまだ新メニューであったらぁ麺を注文していました。ふぐ割烹のお店がつくるらぁ麵は確かに気になりますね)
ランチタイムは穴子天丼とらぁ麺の2枚看板で勝負
店内は割烹店らしく、たくさんのスタッフさんが仕込みを行っています。
飲食店大好きな私は調理風景を見るのが大好きなので、カウンターから垣間見える厨房内のスタッフさんの仕事を見ていると待っている時間が気にならなくなります。
そんな感じで仕込み風景を眺めながら待っていると前述通り次から次へとお客さんが入ってきます。食べログの情報では席数90席となっていましたが恐らく2Fは宴会場となっており、ランチは1Fのみの営業となっているようです。なので最終的にはソーシャルディスタンスに配慮した店内は満席となりました。
お店の心意気を感じる「はみ出る穴子と飛び出す海老天の穴子天丼」
ほどなくして穴子天丼が到着しました。画像の通りボリュームたっぷりの丼がからはみ出た穴子天と上の飛び出す海老天と何種かの野菜天。これが税込み1100円とは驚きです。コスパという言葉を使うのが失礼な「心意気」を感じる一品です。
もちろん大満足で完食です。(周りで食べているらぁ麺も気になりましたがそれは次の機会に・・・)
食材とスタッフの皆さんのお仕事に感謝です。ご馳走様でした。
~飲食向上委員会たかP’sの経営目線チェック~
ふぐ・割烹という業態は接待と伴う利用が多い業態だと思いますので、コロナの影響大きく受けていると思います。そんな中、魅力的なランチメニューを開発し、そしてSNSも上手く活用しています。個人的にはかなりおすすめのお店です。
そんな魅力的なにしぶちさんの分析をしていきましょう。
お店の集客力
よい商品があっても、お店に顧客を呼ぶ力がないと収益を得ることができません。良いものを作っていれば売れるという発想をやめてマーケットを見据えた戦略を打っているか?
ブランド力 ★★★☆☆
元々がふぐ・割烹のお店なので、一般的な認知はそれほど高かったとは言えないのですが、ランチ営業での戦略は徐々に認知を上げてきています。
立地 ★★★☆☆
JR中央線阿佐ヶ谷駅と東京メトロ丸の内線南阿佐ヶ谷駅ともに徒歩5分と距離は近いですが、住宅街のなかにあり、フリー客を期待するのは難しい立地です。
宣伝力 ★★★★☆
広告宣伝にお金をかけているというわけではないですが、SNSでの情報発信の仕方はお店の魅力や個性が伝わってきて上手いと思います。店外の宣伝のシンプルでインパクトがあります。(商店街・繁華街にないので1枚目画像にある穴子天丼の大きな文字のタペストリーは噂で聞いて来店した一見さんに安心感を与えるよい「看板」だと思います。(これで既存の営業のままの割烹感のみの外観だとちょっと入るに躊躇してしまいます。)
店舗力
お店自体の力。魅力ある商品があるか。価格設定は適正か。安心感のあるお店づくりはできているか。接客力は良いか。
商品力 ★★★★★
ランチのみの情報しか把握していないので、申し訳ないのですが、ランチ商品としては素晴らしいと思います。
コスパ ★★★★★
本文内でも書きましたが、コスパという言葉では収まらない「心意気価格」と言えるのではないでしょうか。
接客力 ★★★☆☆
お水をセルフサービスにしたりして、ランチタイムは接客に関しては労力を割く営業にしているようです。
その他店舗力 ★★★★☆
- ただの安売りではない商品企画力と老舗とは思えないSNS発信のうまさは素晴らしいと思います。
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